「夏の疲れが、秋になってから出てきた気がする」

「秋冬になると、なんとなく体調を崩しやすい」

「寒くなると、冷えや乾燥が気になる」


そんな方はいませんか?

季節が変われば、私たちの体を取り巻く環境も変わります。


気温が下がり、日が短くなり、空気も乾燥していく。

それに合わせて、体も少しずつ冬に向けて変化していきます。


漢方では、こうした自然界の変化と人の体のリズムを重ねて考えます。

そして、秋から冬にかけて大切にしたいのが、


「陰を養う」


という考え方です。

少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はこれ、


「夏のように頑張り続けるのではなく、少しずつ自分を養う時間に切り替えていきましょう」


という、今の季節にぴったりの考え方なんです。



そもそも「陰」と「陽」って?


漢方・中医学では、自然界のさまざまなものを「陰」と「陽」という二つの側面から捉える考え方があります。


たとえば、


陽は、活動する・動く・温める・外へ向かう

陰は、静める・休む・潤す・内側に向かう


といったイメージです。


もちろん、陰と陽は「良い・悪い」というものではありません。

どちらか一方が大切なのではなく、季節や体の状態に応じて、そのバランスが変化していくと考えます。


夏は日が長く、気温も高く、自然界の「陽」が盛んな季節。

私たちも外へ出て活動する機会が増え、体もよく動きます。


一方、秋になると少しずつ日が短くなり、冬へ向かって自然界の「陰」が増えていきます。

つまり、


季節そのものが「動く」から「静める」方向へ変化している


ということです。



秋は「収」、冬は「蔵」


中医学では、季節の変化を


春は「生」
夏は「長」
秋は「収」
冬は「蔵」


という言葉で表すことがあります。


春は芽吹き、夏は成長する。

そして秋になると、それまで外へ向かっていたものを少しずつ収めていきます。

冬はさらに内側へ。


外へ広げるよりも、内に蓄える季節です。

植物を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。


春に芽を出し、夏に葉を茂らせ、秋に実をつけ、冬は静かに春を待つ。

自然界では、ずっと同じ勢いで活動しているわけではありません。


私たちも自然の一部。

だからこそ、


一年中、夏のような勢いで頑張り続けなくてもいい。


そんなふうに考えることができます。



秋冬は「消耗する」より「養う」


夏の間は、

仕事に、家事に、子育てに。

外出したり、人と会ったり、いろいろなことを活動的に楽しんだり。


「夏と同じように動かなきゃ」
「予定を詰め込んでも大丈夫」
「少しくらい寝なくても平気」


と過ごしていると、体がついていかなくなることがあります。

秋から冬は、少しずつ暮らしのスピードを落として、


「消耗する」から「養う」へ。


そんな切り替えを意識してみましょう。



「陰を養う」ために、今日からできること


では、実際にどんなことをすればいいのでしょうか。

難しいことをする必要はありません。


① 睡眠を大切にする


秋冬の養生で、まず意識したいのが睡眠です。

忙しいと、


「あと少しだけ仕事をしよう」
「寝る前にスマホを見よう」


と、ついつい睡眠時間を削ってしまいます。

でも、休むことは「何もしていない」のではありません。

体が自分自身を整えるための大切な時間です。


秋から冬は、夏より少し早く休むことを意識してみるのもいいでしょう。


② 体を冷やしすぎない


気温が下がるにつれて、体も冷えやすくなります。

特に朝晩は、昼間の感覚のまま薄着で過ごしていると、思った以上に体が冷えていることも。


首、手首、足首などを冷やさないようにしたり、温かい飲み物や食事を取り入れたり。

「寒い」と感じる前に、少し早めに調整してあげましょう。


③ 温かいものを食べる


秋冬は、スープや味噌汁、鍋、煮物など、温かい料理がおいしい季節です。

旬の食材を温かい料理で楽しむのもおすすめです。


体調に合わせながら、冷たいものを続けすぎないようにする。

それだけでも、季節に合わせた食養生になります。


④ 乾燥にも目を向ける


秋から冬にかけては、空気が乾燥してきます。

肌、唇、喉、鼻などに乾燥を感じる人も増えてきます。


保湿をすることはもちろん、室内の乾燥対策や、こまめな水分補給も意識してみましょう。

漢方では「陰」は、体を潤すものとも関係が深い概念です。

だからこそ秋冬は、体の中と外、両方から「潤い」を意識することも大切です。


⑤ 運動も「やりすぎない」


体を動かすことは大切ですが、秋冬は「汗をたくさんかけばいい」と頑張りすぎるより、体を心地よく動かすことを意識してみましょう。


散歩をする。

ストレッチをする。

肩や首をゆっくり回す。


体をほぐす程度の運動でも十分です。


疲れ切るまで頑張るのではなく、

「終わったあとに気持ちいい」

くらいを目安にしてみましょう。


⑥ 静かな時間をつくる


秋から冬は、外へ向かっていた意識を少し内側へ戻していく季節。

一人で静かに過ごす時間も大切にしてみてください。


温かいお茶を飲みながら本を読む。

ゆっくりお風呂に入る。

スマホを置いて、何もせず過ごす。


「何かをしなければ」と思わない時間も、体を養う時間です。



「休むのが苦手」な人ほど、秋冬の養生を


真面目な人や頑張り屋さんほど、


「休んでいると不安になる」
「もっと頑張らなきゃ」
「時間がもったいない」


と思ってしまうことがあります。


でも、自然界を見てみると、ずっと成長し続けているものはありません。

芽を出す時期があり、成長する時期があり、実をつける時期があり、静かに力を蓄える時期があります。


人も同じ。

休むことは、止まることではありません。

次に動き出すために、力を蓄える時間です。


秋から冬は、その「蓄える」ということを思い出す季節なのかもしれません。



「陰を養う」は、特別なことではない


「陰を養う」と聞くと、特別な漢方薬を飲んだり、何か特別な養生をしたりしなければいけないように感じるかもしれません。

でも、本当に大切なのは、毎日の小さな選択です。


今日は少し早く寝る。

冷えない服装をする。

温かいものを食べる。

疲れていたら予定を減らす。

スマホを置いて、ゆっくり呼吸する。


そんな小さな積み重ねが、秋冬の体を養っていきます。

もちろん、体質によって必要な養生は違います。


「冷えやすい人」と「ほてりやすい人」では、同じ秋冬でも気をつけたいことは変わります。

「乾燥しやすい人」「胃腸が弱りやすい人」「疲れやすい人」など、それぞれに合った整え方があります。


だからこそ、

季節に合わせることと、自分の体質に合わせること。

この両方が大切なのです。



夏と同じように頑張らなくていい


秋になると、


「夏が終わってしまった」
「今年もあと少し」
「年末までにやらなくちゃ」


と、気持ちが焦ることもあるかもしれません。

でも、秋から冬は「もっと頑張る季節」ではなく、


少しずつ内側に力を蓄える季節。


そう考えてみると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。


夏にたくさん動いた体を休ませる。

秋に実ったものを味わう。

冬は静かに力を蓄える。

そして、また春になったら動き出す。


そんな自然のリズムに、自分の暮らしも少し寄せてみる。

それが、漢方で考える「季節に合わせた養生」の一つです。


自分の体と仲良くなるということ


私たちは、つい「元気なときの自分」を基準にしてしまいます。

元気なときと同じように動けないと、


「今日はダメだな」
「もっと頑張らなくちゃ」


と思ってしまう。

でも、体は季節とともに変化しています。

だから、


「今の私には、今の私に必要な過ごし方がある」


と考えてみてください。


秋から冬は、「陰」を養う時間。

それは、何もしない時間ではなく、


自分の体と心を、次の季節のためにそっと養う時間です。


忙しい毎日の中でも、ほんの少しだけ。


夏のように頑張り続けるのではなく、秋冬は自分の内側に目を向けてみませんか?


漢方なでしこでは、季節の変化だけでなく、体質や生活リズム、睡眠、食事なども含めてお話を伺いながら、

その方に合った養生を一緒に考えています。


「最近なんとなく疲れが抜けない」
「秋冬になると体調を崩しやすい」
「冷えや乾燥が気になる」


そんなときも、どうぞお気軽にご相談ください。


体の声に耳を傾けることから、整う時間がはじまります。

その先にある、あなた本来の笑顔と輝きを目指して。


美容室2

漢方なでしこのこだわり
不調を根本から紐解く。あなた専用のカウンセリングで、健やかな毎日へ。

サンプルテキスト

  • 心身の不調に向き合う丁寧な対話

    症状だけを見るのではなく、その背景にある体質や生活習慣、ストレスなど、一人ひとりの悩みと深く向き合います。じっくりと対話を重ねることで、不調の根本原因を明確にし、心と体のバランスを整える最適な提案を行います。

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    初めて漢方を取り入れる方でも安心して始められるよう、体調の変化に合わせて継続的に相談できる体制を整えています。日々の生活の中で無理なく続けられるケアを一緒に考え、健康をトータルでサポートする伴走者として寄り添います。

Message 薬剤師/臨床漢方カウンセラー 山根 生子


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当店では、単に漢方薬をご提案するだけではなく、お一人おひとりの生活背景や体質を深く伺う「対話」を最も大切にしています。不調の根源を一緒に紐解き、漢方の自然の力を借りて、あなたが本来持つ自己治癒力を高め、心身の調和を取り戻すお手伝いをいたします。初めて漢方を取り入れる方でもご安心ください。体調の変化に丁寧に寄り添い、健やかな毎日へと導く伴走者でありたいと思っています。日々の疲れや肌悩み、気分の浮き沈みなど、どんな些細なことでも構いません。

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