「今年はインフルエンザが早く流行しているみたい」


そんな話を耳にして、少し心配になっている方もいるのではないでしょうか。


例年、インフルエンザというと冬のイメージがありますが、今年は9月の段階ですでに患者報告数が増えている地域があります。

鳥取県でも、9月7日から13日の週に西部地区でインフルエンザの患者報告数が急増し、

県は今後さらに流行が拡大するおそれがあるとして、手洗いや咳エチケットなどの予防対策を呼びかけています。


「まだ秋だから大丈夫」と思っていた方も、今年は少し早めに、冬に向けた準備を始めておくとよさそうです。

では、今からできることは何でしょうか?


今回は、インフルエンザの基本的な予防に加えて、漢方の視点から考える「日頃から体を整えておく」という考え方についてお話しします。



まず大切なのは、基本的な感染対策


インフルエンザが心配になると、

「免疫力を上げるには何を食べたらいい?」
「何かサプリメントを飲んだほうがいい?」
「漢方で予防できる?」

と、特別な対策を探したくなるかもしれません。


でも、その前に大切にしたいのが、毎日の基本的な感染対策です。

厚生労働省も、インフルエンザなどの急性呼吸器感染症の予防として、

手洗い、咳エチケット、換気、十分な休養、バランスのとれた栄養などを挙げています。


手洗いを習慣にする


外から帰ったとき、食事の前などは、流水と石けんによる手洗いを。

手についたウイルスなどを物理的に洗い流す、基本的な感染対策です。


換気をする


感染症が気になる季節は、室内の空気を入れ替えることも大切です。

「寒くなるから窓を開けたくない」と思いますが、短時間でもこまめに換気する習慣をつけておきましょう。


人混みでは状況に応じて対策を


流行している時期や、人が多く集まる場所、医療機関などでは、状況に応じてマスクを使うことも感染対策の一つです。



そして、今から意識したい「体の土台」


感染対策をしていても、完全に感染を防げるわけではありません。

だからこそ、日頃からきちんと休み、食べ、眠り、体を回復させておくことも大切です。


厚生労働省も、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけることを予防策として挙げています。

これは、特別なことではありません。

でも、忙しい毎日の中では意外とできていないものです。


「睡眠時間が短いのが当たり前」
「朝ごはんは食べない」
「昼食は適当に済ませる」
「疲れていても休めない」
「休日も家族の用事で終わる」


そんな生活が続いていませんか?



漢方では「病気になってから」だけでなく、日頃の体づくりも大切にします


漢方には、病気になる前の段階を「未病」として捉える考え方があります。

これは、

「病気にならないために何でも予防しよう」

という意味ではありません。


普段から自分の体の状態を知り、ちょっとした変化に気づき、無理を重ねすぎない。

そんな日々の積み重ねを大切にする考え方です。


インフルエンザの季節だからといって、急に「強い体」を作ることはできません。

だからこそ、流行してから慌てるのではなく、今のうちから体が本来の働きを保ちやすい環境を作っておく。

それが、これからの季節を過ごすための一つの準備になります。



「気」は毎日の元気を支えるもの


漢方では、「気」という言葉をよく使います。

気は、体を動かすエネルギーや、さまざまな体の働きを支える力として考えられています。

例えば、


  • 朝から疲れている
  • 少し動いただけですぐ疲れる
  • 食欲がない
  • 声に力が出ない
  • 風邪をひきやすい
  • 疲れると体調を崩しやすい

という場合、漢方では「気」が不足している状態を考えることがあります。


もちろん、これらの症状だけで「気虚」と決めつけることはできません。

大切なのは、「最近、ちゃんと回復できているかな?」と自分の体を振り返ることです。



「肺」は外からの影響を受けやすい場所


漢方では「肺」は、呼吸だけでなく、皮膚や鼻、喉など、体の外側と関わりが深いと考えます。

秋から冬にかけて空気が乾燥すると、


  • 喉が乾燥する
  • 鼻がムズムズする
  • 空咳が出る
  • 肌が乾燥する

などの変化が出やすくなります。

また、秋から冬は気温や湿度も変化します。

だからこそ、


「冷やしすぎない」
「乾燥させすぎない」
「疲れをためない」


という、季節に合わせた養生が大切になります。



今から始めたい、冬に向けた5つの養生


① 睡眠を削らない


一番におすすめしたいのが、睡眠です。

「忙しいから仕方ない」と睡眠を削っていると、体の回復する時間も減ってしまいます。


毎日完璧に早寝する必要はありません。

まずは、


「あと30分だけ早く寝る」
「寝る前のスマホを少し短くする」
「休日に寝だめするのではなく、普段から睡眠を確保する」


など、できるところから始めてみましょう。

冬に負けない体づくりは、夜から始まります。


② 朝食を抜かず、体を動かすエネルギーを補う


朝は食欲がないという方もいますが、毎日の食事は体を作る材料になります。

ごはん、味噌汁、卵、魚、大豆製品など、無理なく食べられるものから。

特別な「免疫力アップ食材」を探すよりも、まずは食事全体のバランスを整えることを意識しましょう。


③ 胃腸を疲れさせすぎない


夏の間に冷たいものが増えていた方は、秋から少しずつ温かい食事へ。


  • 温かい汁物
  • 煮物
  • 蒸し料理
  • お粥
  • 温かいお茶

などを取り入れてみましょう。

胃腸が元気であることは、毎日の食事から体に必要なものを取り入れるための土台になります。


④ 冷えをそのままにしない


「もう秋だから」と薄着のままでいると、朝晩に体が冷えてしまうことがあります。

首、お腹、腰などを冷やしすぎないようにして、気温に合わせて服装を調整しましょう。

お風呂も、シャワーだけで済ませがちな方は、湯船につかる時間を作ってみてください。


⑤ 疲れたら、早めに休む


これが意外と難しいかもしれません。


「まだ頑張れる」
「これくらい大丈夫」


と頑張り続けてしまう人ほど、体調を崩してから長く引きずることがあります。

疲れがピークになる前に休む。

それも立派な養生です。



「免疫力を上げる」より、「体が働きやすい状態」を作る


「免疫力を上げる」という言葉はよく耳にします。

でも、体の働きは一つのスイッチを押せば強くなるようなものではありません。

睡眠、栄養、休養、運動、ストレス、生活リズムなど、さまざまな要素が関わっています。

だからこそ、


「これを食べれば大丈夫」
「この漢方を飲めばインフルエンザにかからない」


という単純な話ではありません。

漢方も、インフルエンザの感染を確実に防ぐものではありません。


普段から自分の体の状態を知り、無理を重ねず、体が本来の働きを保ちやすい生活を整える。

その積み重ねを大切にするのが、漢方の考え方の一つです。



もしインフルエンザかな?と思ったら


インフルエンザは、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、強い倦怠感などが比較的急速に現れることがあります。

喉の痛み、鼻水、咳などを伴うこともあります。


「いつもの風邪かな」と自己判断せず、症状が強い場合や心配な場合は医療機関へ相談しましょう。

抗インフルエンザウイルス薬は、適切な時期に使用を開始すると、発熱期間を短縮するなどの効果が期待されています。

厚生労働省は、発症から48時間以内の開始が効果を得るうえで重要としています。


また、鳥取県では、医療機関を受診する際には事前に電話連絡をするよう呼びかけています。



冬になってから慌てるのではなく、今から少しずつ


インフルエンザが流行すると、

「今年は絶対にかかりたくない」
「子どもにうつしたくない」
「何かしなきゃ」


と、急に不安になるかもしれません。

でも、今できることはあります。


手洗いをする。
換気をする。
きちんと食べる。
しっかり眠る。
疲れたら休む。
冷やしすぎない。


どれも、特別なことではありません。

でも、こうした「当たり前」の積み重ねこそが、これからの季節を元気に過ごすための土台になります。

そして、もし最近、


「疲れがなかなか取れない」
「毎年冬になると体調を崩す」
「眠りが浅い」
「胃腸が弱っている」
「冷えやすくなった」


など、以前とは違う変化を感じているなら、それは体からのサインかもしれません。

インフルエンザ対策をきっかけに、今年は少し早めに、自分の体を整えることを始めてみませんか?



鳥取で、冬に向けた体づくりを漢方の視点から考えたい方へ


漢方なでしこでは、症状だけを見るのではなく、


  • 睡眠
  • 食欲や胃腸の状態
  • 疲れ方
  • 冷え
  • 汗のかき方
  • 季節による体調の変化
  • 生活リズム
  • これまでの体調の経過

などを丁寧に伺いながら、その方の体質に合わせた整え方を一緒に考えています。


「冬になると毎年体調を崩してしまう」
「最近、疲れやすくなった」
「自分の体を今のうちから整えておきたい」


そんな方は、ぜひご相談ください。

インフルエンザを「怖がる」だけではなく、
今できることを一つずつ始める。


今年の秋は、そんなふうに冬を迎える準備をしてみませんか?


漢方なでしこは、鳥取市賀露町、イオン北ショッピングセンターから車で約2分の場所にある、完全予約制の漢方相談店です。

体の声に耳を傾けることから、整う時間がはじまります。


茶 ピンクの花

漢方なでしこのこだわり
不調を根本から紐解く。あなた専用のカウンセリングで、健やかな毎日へ。

サンプルテキスト

  • 心身の不調に向き合う丁寧な対話

    症状だけを見るのではなく、その背景にある体質や生活習慣、ストレスなど、一人ひとりの悩みと深く向き合います。じっくりと対話を重ねることで、不調の根本原因を明確にし、心と体のバランスを整える最適な提案を行います。

  • 自然の力で内側から健やかな体へ

    漢方の力を借りて体の内側から整えることにこだわっています。血流や巡りを改善し、体が本来持つ自己治癒力を高めることで、一時的な対処にとどまらない、健やかで調和のとれた体質へと根本から導いていくことを大切にしています。

  • 継続的に寄り添う安心の伴走支援

    初めて漢方を取り入れる方でも安心して始められるよう、体調の変化に合わせて継続的に相談できる体制を整えています。日々の生活の中で無理なく続けられるケアを一緒に考え、健康をトータルでサポートする伴走者として寄り添います。

Message 薬剤師/臨床漢方カウンセラー 山根 生子


なんとなく体が不調で理由もわからない。そんな不安を抱えていませんか?

当店では、単に漢方薬をご提案するだけではなく、お一人おひとりの生活背景や体質を深く伺う「対話」を最も大切にしています。不調の根源を一緒に紐解き、漢方の自然の力を借りて、あなたが本来持つ自己治癒力を高め、心身の調和を取り戻すお手伝いをいたします。初めて漢方を取り入れる方でもご安心ください。体調の変化に丁寧に寄り添い、健やかな毎日へと導く伴走者でありたいと思っています。日々の疲れや肌悩み、気分の浮き沈みなど、どんな些細なことでも構いません。

内側から輝くあなたらしさを、一緒に取り戻していきましょう。

ご来店を心よりお待ちしております。

お気軽にお問い合わせください。

お急ぎの場合は電話窓口まで、

お気軽にお問い合わせください。

営業時間 月・火・水・金:9:00~17:00
木・土:9:00~13:00
※土は第1・第3のみ営業

Access

漢方なでしこ

住所

〒680-0905

鳥取県鳥取市賀露町4041

Google MAPで確認
電話番号

0857-30-3351

0857-30-3351

営業時間

月・火・水・金:9:00~17:00

木・土:9:00~13:00

※土は第1・第3のみ営業

定休日

日・祝

※土は第1・第3のみ営業

代表者名 山根 生子
施設案内 バリアフリー、駐車場あり
最寄りの施設 イオンモール鳥取北から車で約2分
賀露町に店舗を構えており、イオンモールから車で約2分とアクセスしやすい立地です。駐車場もご用意しておりますので、お車でお越しの際も安心です。バリアフリー対応で、車椅子の方もご利用いただけます。予約制のため、お待たせすることなくゆっくりとお話を伺えます。

Contact

お問い合わせ

modal