「お昼ごはんを食べたら、急に眠くなってしまう」

「食後は体が重くて、仕事に集中できない」

「しっかり食べたはずなのに、むしろ疲れてしまう」


そんな経験はありませんか?

食後に眠くなること自体は、誰にでも起こりうる自然な反応です。

特に昼食後は、午後の時間帯と重なることもあり、眠気を感じることがあります。

でも、


「以前より食後の眠気が強くなった」

「食べると毎回だるくなる」

「眠いだけでなく、胃もたれやお腹の張りもある」


という場合には、単なる「食後だから眠い」で終わらせず、食事の内容や量、睡眠、胃腸の状態などを

一度見直してみてもいいかもしれません。



食後の眠気には、いろいろな要因があります


食後に眠くなる理由はひとつではありません。

食事をすると消化・吸収のために体の働きが変化します。

また、食事の量や内容、血糖値の変化、睡眠不足、生活リズムなども眠気に影響します。

例えば、


・昼食をたくさん食べる
・麺類やパンなど糖質中心の食事になる
・甘いものを一緒に食べる
・朝食を抜いて昼食を多く食べる
・睡眠時間が足りていない
・仕事などで疲れがたまっている


こうしたことが重なると、食後の眠気を強く感じることがあります。

そして、もうひとつ注目したいのが**「胃腸の状態」**です。



「食べたら元気になる」はずなのに、なぜ疲れる?


本来、食事は私たちの体をつくり、活動するためのエネルギーを補給する大切なもの。

だからこそ、

「食べれば元気になるはずなのに、食後に疲れる」

というのは、ちょっと不思議ですよね。


中医学では、食べたものを消化・吸収し、体に必要なものへと変えていく働きを「脾・胃」が担っていると考えます。

簡単にいうと、

食べる → 消化する → 必要なものをつくる → 全身へ届ける

という流れです。


この「食べたものを体の力に変える」という働きが弱っていると、食事そのものが負担になってしまうことがあります。



中医学で考える「脾」の働き


中医学でいう「脾」は、西洋医学でいう脾臓とまったく同じものではありません。

食べ物から体に必要なものをつくり、全身へ運ぶ働きなどを含めた、いわば「消化吸収を支えるシステム」のようなものです。

この働きが弱っているタイプでは、


・食後に眠くなる
・食後にだるくなる
・胃もたれしやすい
・お腹が張りやすい
・食欲にムラがある
・便がゆるくなりやすい
・疲れやすい
・甘いものが欲しくなる


などが一緒に見られることがあります。

もちろん、これらの症状があるからといって、必ずしも「脾が弱っている」ということではありません。

大切なのは、食後の眠気だけを見るのではなく、胃腸や疲れ方など、体全体を見ていくことです。



「食後の眠気+だるさ」は、体質によっても違います


同じ「食後に眠い」という悩みでも、背景は人それぞれです。

例えば、


「食べるとすぐ眠くなり、体が重い」

という人もいれば、

「胃もたれやお腹の張りを伴う」

という人もいます。


また、

「食後だけでなく、一日中疲れている」

「朝からすでにだるい」

という場合には、食事だけが原因ではない可能性もあります。


さらに、むくみや冷えが気になる方では、体の中の「水」の巡りに注目することもあります。

中医学では、体の状態を「気・血・水」のバランスや、胃腸の働きなどから総合的に見ていきます。

だからこそ、漢方相談では「食後眠くなります」という一言だけで判断するのではありません。



まずは、食べ方を少し変えてみる


食後の眠気が気になるなら、まずは日々の食べ方を見直してみましょう。


① 食べすぎない


「お腹いっぱいになるまで食べる」のが習慣になっていませんか?

特に昼食を食べすぎると、その後の活動がつらくなることがあります。

「もう少し食べたいな」くらいで箸を置いてみるのもひとつです。


② 糖質だけの食事にしない


忙しいと、

「おにぎりだけ」

「パンだけ」

「麺だけ」

になってしまうことがありますよね。


主食だけで済ませるのではなく、卵や魚、肉、大豆製品などのたんぱく質や野菜なども組み合わせてみましょう。

食事は「何を食べるか」だけでなく、「組み合わせ」も大切です


③ よく噛んで食べる


仕事の合間の昼食は、つい急いで食べてしまいがち。

でも、早食いは胃腸に負担をかけることがあります。


一口ずつゆっくり噛む。

食事中はスマホを置いて、食べることに集中する。

そんな小さな工夫も、胃腸をいたわる養生になります。


④ 冷たいものを摂りすぎない


冷たい飲み物やアイスなどを習慣的に摂りすぎると、胃腸の負担になることがあります。

特に、

「お腹が冷えやすい」

「食後にお腹がゴロゴロする」

という方は、常温や温かい飲み物を選ぶことも意識してみましょう。


⑤ 食後すぐに横にならない


食後に眠くなると、そのままソファでゴロン。

これ、やりたくなりますよね。


ただ、食後すぐに横になると胃食道逆流症状が起こりやすくなることもあります。

眠気があっても、まずは少し立って片付けをしたり、ゆっくり歩いたり。

無理のない範囲で体を動かしてみましょう。



「眠いからコーヒー」で乗り切っていませんか?


食後に眠くなると、

「とりあえずコーヒー!」

という方も多いのではないでしょうか。


もちろん、コーヒーなどに含まれるカフェインには眠気を抑える作用があります。

でも、毎日強い眠気を感じるからといって、カフェインで無理やり乗り切ることが習慣になると、

「なぜ眠いのか」を見直す機会を逃してしまうこともあります。


睡眠は足りている?

昼食を食べすぎていない?

朝食はどう?

胃腸の調子は?

最近、疲れがたまっていない?


そんなふうに、一度立ち止まって考えてみましょう。



「食べること」が負担になっていないか、体の声を聞いてみる


食事は、毎日欠かすことのできないもの。

だからこそ、「食べたら眠い」という小さな変化も、自分の体を知るヒントになります。

例えば、数日間だけでも、


・何を食べたか
・どのくらい食べたか
・食後どのくらいで眠くなったか
・眠気やだるさはどの程度だったか
・胃もたれやお腹の張りはなかったか
・前日の睡眠はどうだったか


を記録してみると、自分なりのパターンが見えてくることがあります。


「パンだけの日は眠い」

「食べすぎた日は夕方までだるい」

「睡眠不足の日は特にひどい」


など、思わぬ発見があるかもしれません。



食後の眠気も「体からのサイン」のひとつ


私たちはつい、

「眠いからコーヒーを飲もう」

「疲れたから甘いものを食べよう」

と、出てきた症状だけに対処してしまいがちです。


でも、その前に、

「どうして私は、こんなに眠くなるんだろう?」

と考えてみる。

それだけでも、自分の体との付き合い方が少し変わってきます。


漢方では、ひとつの症状だけを切り取るのではなく、その人の体質や生活、食事、睡眠、冷え、むくみ、胃腸の状態

などを含めて、体全体を見ていきます。

食後の眠気も、単なる「眠気」としてではなく、体の状態を知るためのひとつのサインとして捉えてみるのです。



鳥取で漢方相談をお探しの方へ


「食後に毎回眠くなる」

「食べると体が重くなる」

「胃腸も弱く、疲れやすい」


そんな状態が続いているなら、一度ご自身の体質を見直してみませんか?

漢方なでしこでは、症状だけではなく、食事、睡眠、生活リズム、冷え、むくみ、生理周期なども含めてお話を伺いながら、

その方の体の状態を一緒に考えていきます。


「食後に眠くなるのは、仕方ない」

と諦める前に、

自分の体は、何を伝えようとしているんだろう?

と耳を傾けてみる。


体の声に気づくことは、「自分の体と仲良くなる」ための第一歩です。

鳥取で漢方相談をお探しの方は、漢方なでしこへお気軽にご相談ください。


※食後の強い眠気が続く場合、日中の眠気で生活に支障がある場合、強い口渇・頻尿・体重変化など

ほかの症状を伴う場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。


通勤

漢方なでしこのこだわり
不調を根本から紐解く。あなた専用のカウンセリングで、健やかな毎日へ。

サンプルテキスト

  • 心身の不調に向き合う丁寧な対話

    症状だけを見るのではなく、その背景にある体質や生活習慣、ストレスなど、一人ひとりの悩みと深く向き合います。じっくりと対話を重ねることで、不調の根本原因を明確にし、心と体のバランスを整える最適な提案を行います。

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    初めて漢方を取り入れる方でも安心して始められるよう、体調の変化に合わせて継続的に相談できる体制を整えています。日々の生活の中で無理なく続けられるケアを一緒に考え、健康をトータルでサポートする伴走者として寄り添います。

Message 薬剤師/臨床漢方カウンセラー 山根 生子


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当店では、単に漢方薬をご提案するだけではなく、お一人おひとりの生活背景や体質を深く伺う「対話」を最も大切にしています。不調の根源を一緒に紐解き、漢方の自然の力を借りて、あなたが本来持つ自己治癒力を高め、心身の調和を取り戻すお手伝いをいたします。初めて漢方を取り入れる方でもご安心ください。体調の変化に丁寧に寄り添い、健やかな毎日へと導く伴走者でありたいと思っています。日々の疲れや肌悩み、気分の浮き沈みなど、どんな些細なことでも構いません。

内側から輝くあなたらしさを、一緒に取り戻していきましょう。

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