「前は普通にできていたことなのに、最近は何もする気が起きない」
「家事も仕事も、やらなきゃいけないのはわかっている。でも、体も気持ちもついてこない」
「好きだったことまで面倒に感じてしまう」
そんな変化に、戸惑っていませんか?
朝起きて、家事をして、仕事をして、家族のことも気にかけて。
これまで当たり前のようにこなしてきた毎日なのに、最近は何をするにも気力がわかない。
以前の自分なら、もっと動けたはずなのに。
「怠けているだけなのかな」
「気持ちの持ちようなのかな」
そんなふうに、自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
40代から50代にかけては、女性ホルモンの変化などを背景に、気分の落ち込みや意欲の低下、疲れやすさなどを感じることがあります。
でも、何もしたくないと感じるのは、単に気持ちが弱くなったからとは限りません。
今回は、更年期に感じる「やる気が出ない」という悩みについて、心と体のつながり、そして漢方の視点から考えてみましょう。
更年期になると、やる気が出なくなるのはなぜ?
更年期には、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌が大きく変動し、その後、徐々に低下していきます。
こうしたホルモンの変化は、ほてりや発汗などの身体症状だけでなく、睡眠や気分にも影響することがあります。
例えば、
以前より疲れやすくなった
眠りが浅く、朝からすっきりしない
些細なことで気持ちが落ち込む
集中力が続かず、物事を進めにくい
何かを始めるまでに時間がかかる
といった変化です。
もちろん、こうした症状がすべて更年期によるものとは限りません。
睡眠不足やストレス、貧血、甲状腺の病気、うつ状態など、ほかの原因が関係していることもあります。
また、40代から50代は、仕事や家事、子育て、親のことなど、さまざまな役割を担っている時期でもあります。
自分の体が変化している一方で、毎日のやるべきことは減らない。
そんな状況が続けば、心にも体にも余裕がなくなってしまうことがあります。
大切なのは、「やる気を出さなきゃ」と自分を追い立てることではなく、
今、なぜ動くのがつらくなっているのかを考えてみることです。
漢方では「やる気が出ない」をどう考える?
漢方では、何もしたくない、気力がわかないという状態も、体全体のバランスという視点から考えます。
同じようにやる気が出ないと感じていても、疲れやすさが強い人、眠りが浅い人、気分が落ち込む人など、
現れている症状は一人ひとり違います。
そのため、「やる気が出ない」という症状だけで体質を決めるのではなく、ほかにどんな変化があるのかを見ていくことが大切です。
① エネルギーが不足している「気虚(ききょ)」
漢方では、体の働きを支えるエネルギーのようなものを「気」と考えます。
この気が不足した状態を「気虚」と呼びます。
気虚の傾向がある方には、例えば、
疲れやすく、休んでも回復しにくい
少し動いただけでぐったりする
朝から体が重い
声を出すのもおっくうに感じる
といった様子が見られることがあります。
体を動かすためのエネルギーが不足していると考えると、気合いだけで頑張り続けることが難しいのも不思議ではありません。
こうした場合、漢方では気を補うという考え方を大切にします。
② 気のめぐりが滞っている「気滞(きたい)」
一方で、エネルギーが不足しているというより、気のめぐりがスムーズでないと考えられる場合もあります。
これを「気滞」と呼びます。
例えば、
気分がすっきりしない
ため息が増えた
イライラしたり、落ち込んだりしやすい
胸やお腹が張る感じがする
やらなければと思うほど、気持ちが重くなる
といった変化です。
気持ちを切り替えたいのに、考えがまとまらない。
何かを始めようとしても、なかなか行動に移せない。
そんなときも、漢方では気のめぐりという視点から体質を考えることがあります。
③ 休んでもすっきりしないときは、ほかの要素にも目を向ける
漢方では、気だけでなく、全身に栄養を届けるものとして考える「血」や、体を潤す「水」などのバランスも大切にします。
眠りが浅い、めまいがする、冷えが気になる、ほてりがあるなど、ほかの症状も一緒に確認することで、
体の状態をより詳しく考えていきます。
ただし、症状だけから自分の体質を決めつけることはできません。
同じ「やる気が出ない」という悩みでも、その背景は人によって違う。
だからこそ、気持ちの問題だけにせず、心と体の両方に目を向けることが大切なのです。
やる気が出ないとき、無理に頑張らなくてもいい
何もしたくないと感じているときほど、「もっと頑張らなきゃ」と自分を奮い立たせてしまうことがあります。
でも、気力がわかない状態が続いているなら、いつもと同じように頑張ることだけが正解ではありません。
できそうなことから、少しずつ試してみましょう。
① 今日やることを、一つだけ減らしてみる
家事も仕事も、毎日やることはたくさんありますよね。
でも、全部をいつもどおりにこなそうとしなくても大丈夫。
今日は掃除を後回しにする。
食事は無理なく用意できるものにする。
完璧に仕上げるのをやめてみる。
そんなふうに、今日やることを一つ減らしてみませんか?
休むことも、心と体をいたわるために必要な時間です。
② 食事と睡眠を後回しにしない
忙しいと、自分の食事を簡単に済ませたり、夜遅くまでやることを続けたりしがちです。
けれど、食事が不規則になったり、睡眠が不足したりすると、疲れやすさや気分の変化につながることがあります。
まずは、できる範囲で食事を規則的に取り、主食・主菜・副菜を意識して、必要な栄養を取りましょう。
夜は休む時間を確保し、日中は無理のない範囲で体を動かすことも大切です。
一度に生活を変えようとせず、今の自分にできそうなことを一つ選んでみてください。
③ 「以前の自分」と比べすぎない
以前はできていたことが、今は難しく感じられる。
そんなとき、「前はもっと頑張れたのに」と自分を責めてしまうことはありませんか?
でも、体の状態も生活環境も、少しずつ変わっていくものです。
今の自分に必要なのは、以前と同じ量をこなすことではなく、今の体に合った過ごし方を見つけることかもしれません。
できなかったことよりも、今日できたことに目を向けてみる。
ほんの小さなことでも、自分を認める時間をつくってみませんか?
ただし、「更年期だから」と決めつけないで
やる気が出ない状態が続くときは、更年期以外の原因が関係していることもあります。
特に、何をしても楽しめない、気分の落ち込みが続く、眠れない、食欲が大きく変わったなどの症状がある場合は、
医療機関への相談を考えてみてください。
日常生活に支障が出ているときも、我慢し続ける必要はありません。
婦人科やかかりつけ医などで相談し、必要に応じて体の状態を確認することが大切です。
更年期の症状には、ホルモン補充療法や漢方療法など、状態に応じた選択肢があります。
「年齢のせいだから」「気持ちの問題だから」と一人で抱え込まず、自分に合った対処法を探していきましょう。
やる気が出ない自分を、責めなくていい
何もしたくない。
以前のように動けない。
やらなければいけないことがあるのに、気持ちがついてこない。
そんな自分に戸惑い、もどかしさを感じることもあるかもしれません。
でも、動けない自分を責める前に、少しだけ立ち止まってみてください。
最近、きちんと休めていますか?
自分のことを後回しにしすぎていませんか?
体の変化に気づかないまま、頑張り続けていませんか?
漢方では、目の前の症状だけでなく、体質や生活習慣、心の状態なども含めて、その人全体を見ていきます。
漢方なでしこでも、お一人おひとりのお話を伺いながら、今の体の状態や日々の過ごし方を一緒に考えています。
「これくらい大丈夫」と無理を重ねるのではなく、自分の体の声に耳を傾けること。
何もできない日があっても大丈夫。今の自分をいたわることから、始めてみませんか?
漢方なでしこのこだわり
不調を根本から紐解く。あなた専用のカウンセリングで、健やかな毎日へ。
サンプルテキスト
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心身の不調に向き合う丁寧な対話
症状だけを見るのではなく、その背景にある体質や生活習慣、ストレスなど、一人ひとりの悩みと深く向き合います。じっくりと対話を重ねることで、不調の根本原因を明確にし、心と体のバランスを整える最適な提案を行います。
-
自然の力で内側から健やかな体へ
漢方の力を借りて体の内側から整えることにこだわっています。血流や巡りを改善し、体が本来持つ自己治癒力を高めることで、一時的な対処にとどまらない、健やかで調和のとれた体質へと根本から導いていくことを大切にしています。
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継続的に寄り添う安心の伴走支援
初めて漢方を取り入れる方でも安心して始められるよう、体調の変化に合わせて継続的に相談できる体制を整えています。日々の生活の中で無理なく続けられるケアを一緒に考え、健康をトータルでサポートする伴走者として寄り添います。
Message 薬剤師/臨床漢方カウンセラー 山根 生子
なんとなく体が不調で理由もわからない。そんな不安を抱えていませんか?
当店では、単に漢方薬をご提案するだけではなく、お一人おひとりの生活背景や体質を深く伺う「対話」を最も大切にしています。不調の根源を一緒に紐解き、漢方の自然の力を借りて、あなたが本来持つ自己治癒力を高め、心身の調和を取り戻すお手伝いをいたします。初めて漢方を取り入れる方でもご安心ください。体調の変化に丁寧に寄り添い、健やかな毎日へと導く伴走者でありたいと思っています。日々の疲れや肌悩み、気分の浮き沈みなど、どんな些細なことでも構いません。
内側から輝くあなたらしさを、一緒に取り戻していきましょう。
ご来店を心よりお待ちしております。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
木・土:9:00~13:00
※土は第1・第3のみ営業
Access
漢方なでしこ
| 住所 | 〒680-0905 鳥取県鳥取市賀露町4041 Google MAPで確認 |
|---|---|
| 電話番号 |
0857-30-3351 |
| 営業時間 | 月・火・水・金:9:00~17:00 木・土:9:00~13:00 ※土は第1・第3のみ営業 |
| 定休日 | 日・祝 ※土は第1・第3のみ営業 |
| 代表者名 | 山根 生子 |
| 施設案内 | バリアフリー、駐車場あり |
| 最寄りの施設 | イオンモール鳥取北から車で約2分 |
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